悩みタイトル

めまいについて

めまいとは?

めまいとは、目が回る、あるいは目がくらむことをいいますが、これは病名ではなく症状のひとつです。大まかに分けると、前庭性と非前庭に分けられます。

◇前庭性の場合
・平衡感覚に異常が生じる部分は、耳(末梢性)の場合と脳(中枢性)の場合があります。

◇非前庭性の場合
・視性あるいは眼科的
・内科的
・精神的
・婦人科的
・自律神経失調症
があります。

また、自覚症状として「回転性」「前失神」「ふらつき感」の3パターンがあります。

めまいの根本原因は?

めまいに悩んでいる人々の80%以上には、首の凝りや痛みがあります。つまりは、日頃の姿勢歪みに原因がある可能性が高いということになります。もちろん病的なものもあり一概にすべての原因に当てはまりませんが、多くの方に当てはまる項目になっております。

こんなお悩みはありませんか?

カルテイラスト

まわりの景色や人が、ぐるぐる回っているように見えるタイプのめまい
→突然起こることが多く、めまい以外にも吐き気、耳鳴り、耳閉感(耳が詰まった感じ)などの症状を伴うことがあります。

身体が浮いたような、宙を歩いているような感覚に陥るタイプのめまい
→突然起こることも、徐々に表出することもあります。

立ち上がったときに貧血のようなクラっとした感覚、目の前が暗くなるタイプのめまい
→低血圧の方、お子様によく見られます。

静止しているはずのものが、揺れて見えるタイプのめまい

めまい に対する当院の考え

ひと口に「めまい」といっても、実はいろいろな種類のめまいがあります。頭痛などと同様に、日常生活のなかで体験することの多い症状です。周囲がぐるぐる回っているように感じる、あるいは自分自身がユラユラフワフワした感じなど、さまざまな種類のめまいがあります。しばしば「目が回る」「天井がぐるぐる回る」などと表現されるめまいや、身体がフワフワ浮いているような感じ、あるいはユラユラ揺れているような感じのめまい、「目の前が真っ暗になった」などと表現されるめまいがあります。

当院では頭部の矯正や鍼などを推奨し、めまいの軽減を図っていきます。

めまい はなぜ起こるのか?

めまい画像

めまいが起こる上で、軽度のものは血流低下による三半規管の機能の不調によるものが多いです。三半規管は自分の体がどのような向き、速度、回転をしているのかの情報を外部から受け取り、その情報を脳に伝える役割があります。体は自律神経により血流をコントロールされているため、耳の近辺の血流が悪くなると三半規管の機能を維持できなくなり、自分がどのような向き、速度、回転をしているのかわからなくなることで、めまいが起こるのです。

重度のめまいは、脳卒中などの脳自体の機能不全によるものです。この場合、三半規管は正常に働いていても脳の機能が一部停止しているため、平衡感覚を保つことができません。随伴症状として、呂律が回らない、麻痺、しびれなどがある場合は速やかに病院へ行きましょう。

めまい を放っておくとどうなるのか?

めまいが起きている原因にもよりますが、「突発性難聴」で起こるめまいや音の聞こえづらさなどを放置してしまうと、そのまま耳が聞こえない状態に陥る可能性があります。また、「脳卒中」で起こるめまいや呂律が回らない、麻痺、しびれなどを放置してしまうと、脳卒中の症状が進行し、最悪の場合、命に関わることがあります。前述の2つの症状に関しては、すぐに病院を受診することが必要です。

自律神経由来のめまいを放置すると、耳鳴り、頭痛、倦怠感、むくみ、冷えなどが随伴しやすくなります。ひどい状態だと吐き気や首のつっかえなどを感じるようになり、仕事やプライベートに支障をきたすことがあります。

めまい に効果的な当院の施術メニューは?

めまい施術

めまいに対する効果が期待できる当院での施術メニューとしては、「全調整鍼」をおすすめしております。めまいの原因にもよりますが、多くはストレスが原因で肩凝りや睡眠不足、自律神経の乱れによる血液の流れが悪くなることで起こります。「全調整鍼」は東洋医学に基づいた施術法です。

痛い所へのアプローチだけでなく、「ツボ」を用いて自分自身の治癒回復力を最大限に高め、副交感神経を活発化させ整える施術法になります。受けていただいた患者様からは、「手足が温まっていく感じがある」「寝つきが悪かったが寝られるようになってきた」といったお声を頂いており、めまいの軽減を実感していただいております。

その施術を受けるとどう楽になるの?

「全調整鍼」は東洋医学に基づいた施術法です。

痛い所へのアプローチだけでなく「ツボ」を用いて身体の中に流れる気を調える痛みの少ない施術法で、身体全体のバランスの崩れを治し、身体本来の自然治癒力を高めます。内臓の負担からくる体の不調、自律神経の乱れ、原因不明の体調不良、過度なストレスの解放などが期待でき、ストレスや寝不足、肩こりから起こるめまいに対して身体の内側から整えることにより、症状の軽減を目指していきます。

めまい を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

当院では、症状が悪化している場合では週3回以上の施術を推進しております。症状の軽減後、週1回などペースを落としながら経過を観察していきます。

ペースを乱さず施術を受けることが重要になってきます。ペースを乱すことで症状が悪化してしまうケースもあるため要注意です。症状が悪化した場合はすぐにご相談ください。