悩みタイトル

セミの鳴き声のような音が聞こえる(ジーン)
風のような音が聞こえる(ゴー)
電子音のような音が聞こえる(ピー)
金属音のような音が聞こえる(キーン)
1日中耳鳴りがする
耳鳴りが気になって集中できない

このような耳鳴りの症状でお困りではありませんか?
耳鳴り(耳鳴)とは、実際にその場にはない雑音や異音等が聞こえてくるように感じる状態のことを言います。
聞こえ方や出てくる頻度は人それぞれで、ストレスや疲れがたまった時だけ出る人や寝る前の静かな場所でだけ症状が出たりと様々です。

耳鳴りに対する当院の考え

耳鳴りは一般的に以下の3つに分類されます。

①自覚的耳鳴り
自分自身だけが聞こえる耳鳴りのことで、最も一般的なタイプです。外耳から中枢(脳の聴覚部分)に至る経路のどこかに障害がある場合に起こります。

②他覚的耳鳴り
聴診器などを使うと他の人も聞くことができる耳鳴りのことです。筋肉の収縮によって引き起こされる場合や、耳周囲の血流によるものがあります。

③生理的耳鳴り
一時的な反応であり、病気ではありません。静かな場所にいたり、音のない環境に入った時に感じる耳鳴りのことを指します。

耳鳴りは様々な要因によって引き起こされることがあり、その原因を正確に特定することが施術の第一歩となります。
当院ではお一人お一人の症状や状態に合わせた的確な施術やアドバイスを提供するために、しっかりとカウンセリングを行っております。

耳鳴りを放っておくとどうなるのか

耳鳴りについて、特に3番目の生理的耳鳴りについては放っておいても大丈夫ですが、過剰に気にすると余計に感じることもありますので、気にしすぎないように注意しましょう。

しかし、耳鳴りが両耳から聞こえてくる場合や何年も前から症状がある場合は、比較的軽度の状態である可能性が高いです。

一方、片耳から聞こえる場合や最近数か月で聞こえ始めていて持続している場合、また耳鳴り以外にめまいや頭痛、肩こりなどが伴う場合には、医療機関での検査や適切な施術が必要になる場合があります。

耳鳴りを放置すると、治療が難しくなったり、難聴になったり命に関わる状態になる可能性があるため、早めの受診をお勧めします。
専門的な知識や経験を持つ医療機関での診断と適切な治療が必要です。

耳鳴りの軽減方法

耳鳴りの日常生活での軽減方法についてご紹介します。

まず、生活習慣の整えが重要です。十分な睡眠をとること、適度な運動を行うこと、規則正しい食事を心がけることは、ストレスを軽減し、健康的な生活を送る上で大切です。これらの生活習慣の改善は自律神経の調整に役立ち、耳鳴りの症状の減少につながることがあります。

また、「音響療法」と呼ばれる方法もあります。これは、耳鳴りよりも小さな音を継続的に聴くことで、耳鳴りが目立たなくなるような環境を作る方法です。静かな環境を避け、環境音や白いノイズなどの音を取り入れることで、耳鳴りが気にならなくなることがあります。

耳鳴りの原因が明らかな疾患の場合には、原因疾患に応じた薬物療法や施術が行われることもあります。医療機関での適切な診断と治療が必要ですので、専門家の指導を受けることが重要です。