悩みタイトル

皆さまこんにちは!町田シバヒロ接骨院です。
産後に骨盤が開いたら矯正をした方が良いと言われる事もありますが、皆様は以下の症状にてお悩みはありませんでしょうか?
産後にトイレが近くなった、尿漏れがするようになってしまった
産後に今まで履けていたズボンがはけなくなってしまった
今まで腰痛や肩が凝るなどが無かったが出るようになった
骨盤が歪んでいる感じがする、それにより歩きづらい感じがある
下腹部のたるみが気になるようになってきた
上記の内容に当てはまるものがあれば、産後の骨盤を整えてあげる必要があります。

骨盤の役割とは

そもそも骨盤の役割に関して皆様ご存じでしょうか?
骨盤の役割は上半身と下半身を繋ぎとめるものでありますし、それ以外でも内臓を保護することが目的であったり、姿勢を支えるために必要な体幹の筋力の付着部ともなっており、身体にとって重要な骨とも言えます。
また、足元からくる衝撃を吸収するための役割もあります。重要な骨であるため他の場所の骨と違い、合計で10~18個ほどの骨が結合したり関節を作っていたりすることで強固になっていることも特徴と言えます。その為、身体自体を支えることにとって重要な場所になっております。

産後の骨盤はなぜ歪むのか

では、そんな重要な機関である骨盤が何故歪むのでしょうか?
産後の骨盤が歪む原因は、妊娠中にお腹の中で子供がいるスペースを作る事が大きい原因になります。妊娠している際に、お身体の中では子供の為のスペースを確保するためにリラキシンといわれるホルモンが分泌されます。このリラキシンというホルモンは骨盤の恥骨結合を弛緩させる効果があり、この弛緩させる効果で恥骨の部分が弛緩する事で骨盤を開きやすくして産道の確保と赤ちゃんのいるスペースを作っていきます。このリラキシンのホルモンにより本来であれば強固である骨盤の関節が緩んでしまうため、簡単に歪みやすくなってしまうのです。

産後に骨盤の歪みを放っておくとどんな症状が現れるのか

産後の骨盤の歪みを放っておくことによる問題点を上げていきます。骨盤の歪みがある状態は身体のバランスをとるために重要な場所になります。これが歪んでいる状態ですと、骨盤に付着している靭帯や筋肉に負担がかかるため腰痛の原因になったり、背中が痛くなる原因になります。
また、骨盤自体が開く事で骨盤の底についている腹圧や姿勢を支えるための骨盤底筋群の筋力低下を招きます。支えるための筋力が低下しますと、多くの方が尿漏れの経験があらわれたり、歩いている際に不安定な感じが出てくる原因になります。また、骨盤が産後より開く状態になるとサイズが変わってしまうため、体系の変化に繋がり、昔来ていた服やズボンが履けなくなってしまうことがあります。

当院の産後骨盤矯正施術とは

では、当院の産後骨盤矯正施術について説明致します。
当院では産後骨盤矯正を行うにあたって大切に考えていることで、全身から治すことが重要だと考えております。多くの接骨院や産後矯正施術をする場所では、産後の歪んでしまった骨盤だけを直したり、骨盤から背骨を含めて治す場所があります。
ただ、産後に骨盤が広がっている状態では背中全体が丸まり猫背の状態や反り腰の状態、足が外側に開きやすくなり蟹股になっていたり、O脚になってしまう方が多くいらっしゃいます。
上記の状態は体幹を支える骨盤に接続している骨に大きく原因がある物であり、骨盤や背骨だけを治したとしてもまた、元に戻る原因になります。
そのため、骨盤を含めた骨格も含めて、股・膝・足首の下半身の関節や肩の関節を治すことで骨盤のバランスをリセットしつつ、矯正を行っていきます。

産後骨盤矯正をうけるとどうなるのか

では、産後の骨盤矯正を受けるとどうなるのかを説明致します。産後の骨盤矯正を受けると、骨盤の開きが狭くなり、妊娠前の状態に戻していく形になります。その状態に近づく事で、骨盤底筋群が上手く使える状態になります。この骨盤底筋群には尿道を閉める働きの筋肉があるため、産後に尿漏れに悩まされている人はこれが解決していきます。
また、姿勢を支える筋肉でもあるため、背中が丸まりづらくなることで身体にかかる負担減っていくため、子供の子育ての際に悩みとして多い腰痛・肩痛の解消に繋がります。

改善するために必要な施術頻度は

では、改善するために必要な施術頻度をお伝えいたします。
これに関しては週2回で6ヶ月を目安として、断言致します。理由としては、リラキシンの効果は諸説ありますが産後6ヶ月までは効果があると言われています。不安定な時期が6ヶ月あるという意味にもなりますが、逆に言いますと妊娠前より骨盤周りを動かすことが容易なため、この時期に集中して治療を行うことが長引かせないために重要になっていきます。これ以降に産後骨盤矯正をされる場合、体幹の筋力の衰えや骨盤周辺が固くなっているため倍の週2回1年間を見込み、体幹の筋トレと合わせていく必要があります。