悩みタイトル

顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、「口を開けると痛む(開口時痛)」「口が開かない(開口障害)」「顎で音がする(関節雑音)」といった症状が現れる、顎の不調のことを指します。これらの症状は、顎の関節を構成する骨や筋肉(咬筋・側頭筋など)、関節円板、靭帯などの異常によって生じることがあります。

顎関節症にはいくつかのタイプがあり、以下のように分類されます。

Ⅰ型:筋肉の異常
Ⅱ型:関節靭帯の異常
Ⅲ型:関節円板の異常
Ⅳ型:骨の異常
Ⅴ型:どれにも当てはまらないもの

それぞれのタイプによって、治療方法が異なります。

顎関節症の根本原因は?

強いストレスや睡眠不足、猫背、噛み合わせの悪さ、口を開く機会が少ないことなどが、顎関節症の原因となることがあります。

ストレスや睡眠不足の場合、力が抜け切らずに寝てしまうことが多いため、睡眠の質が悪い状態では食いしばりや歯ぎしりが引き起こされ、寝起きに顎や首が痛くなるなどの症状を引き起こしやすいです。

猫背の状態では、顎が重心よりも前方に位置してしまい、常に重力に引っ張られます。そのため、顎の筋肉が抵抗して閉じようとする力が入ってしまいます。また、気づいたら口が開いていることもあります。

噛み合わせが悪いと、歯並びの問題だけでなく、頭蓋骨がいくつかの骨で構成されているため、顎の関節だけでなく頭の骨全体の噛み合わせが悪くなることがあります。その結果、血流が悪化し、筋肉が硬くなりやすくなります。また、頭痛などの症状も引き起こしやすくなります。

これらを放置すると、顎の筋肉が硬くなり、口を開く際に筋肉が伸び切らず、スムーズな開閉ができなくなることがあります。さらに、開閉時に痛みが出やすくなることもあります。

こんなお悩みはありませんか?

顎関節症イメージ

歯ぎしりや歯の食いしばり
食事の際に左右どちらかだけで噛んでいる
猫背など頭が前に傾く姿勢
頬杖をつく
うつぶせ寝
ストレスの多い生活

中でも、ストレスは主要な原因です。ストレスが過度にかかると、体に余計な力が入り、知らずのうちに歯を食いしばっていることも。歯の食いしばりが習慣化していると顎関節への負担が常にかかってしまうため、顎関節症になるリスクは高くなります。

また、フルート、クラリネットなどの管楽器やバイオリンの演奏、スキューバダイビング、格闘技などの趣味や職業をお持ちの方は顎に負担がかかりやすいので気を付けましょう。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症とは、顎周りや首の筋肉が緊張し、口を開ける際に痛みが生じたり、大きく口を開けられなかったり、口を開く際に音が鳴るといった症状が現れる状態です。

顎関節症の原因としては、精神的な緊張や日々の癖が大きく関係すると考えられます。
例えば、下を向いている時間が長かったり、高い枕でないと眠れなかったりする場合、無意識に歯を食いしばることが多くなり、首や顎の筋肉に常に力が入ってしまいます。その結果、筋肉の緊張につながりやすくなります。
また、頬杖をつく癖がある方や、バッグを片側の肩にばかりかけてしまう方は、体の片側に重心がかかりやすく、特定の筋肉に負担がかかることがあります。

そのため、当院では「ドライヘッド矯正」や「骨格矯正」をおすすめしております。

顎関節症はなぜ起こるのか?

顎関節症イメージ4

スマートフォンやパソコンの長時間使用、運動不足、食事の際の癖、寝るときの姿勢などが原因として挙げられます。

スマートフォンやパソコンを長時間使用していると、無意識のうちに猫背になりやすくなりますよね。長時間の姿勢不良が続くことで普段の姿勢にも影響を与え、猫背の状態では重力により顎が引っ張られ続け、筋肉が疲れやすくなってしまいます。

運動不足によって血流が悪くなると、筋肉に十分な栄養が行き渡りにくくなります。また、インナーマッスルの低下により正しい姿勢を保持することが難しくなるため、口を閉じるための顎の筋肉が硬くなりやすくなります。

食事の際にいつも右側ばかり、または左側ばかりで噛む癖があると、片側の筋肉だけを使うことになり、負担がかかりやすくなります。

これらの原因によって筋肉が硬くなったり、疲れがたまると、口のスムーズな開閉がしづらくなり、開閉時に痛みを伴うことがあります。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

顎関節症イメージ

顎関節症を放置すると、顎の局部的な炎症にとどまらず、進行して全身に広がる恐れがあります。

顎のずれや噛み合わせが悪化すると、顔面骨格の歪みにつながるほか、頚椎の歪みや仙骨の歪みなど、全身に症状が現れることもあります。

顎関節症の進行による全身症状は以下の通りです。頭痛、目の痛み、鼻の違和感、耳の痛み、肩こり、腰痛、手足のしびれ、めまいなどが挙げられます。症状が重くなると、しびれやめまいといった不調が起こり、気分が落ち込み、日常生活に支障をきたす恐れもあります。

顎関節症が疑われる場合は、放置するのではなく、専門的な知識を持つ院にぜひご相談ください。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

顎関節症イメージ

顎関節症とは、顎周りや首の筋肉が緊張し、口を開ける際に痛みが出たり、大きく口を開けられない、口を開ける際に音が鳴るなどの症状が現れる状態です。

顎関節症の主な原因として、精神的な緊張や日々の癖が関係するといわれています。例えば、下を向いている時間が長い方や、高い枕でないと眠れない方は、無意識のうちに歯を食いしばってしまい、首や顎の筋肉が常に緊張しやすくなります。また、頬杖をつく癖がある方や、バッグを片方の肩にばかりかけてしまう習慣がある方は、片側の筋肉に負担がかかりやすくなります。

そのため、当院では「ドライヘッド矯正」や「骨格矯正」をおすすめしております。

その施術を受けるとどう楽になるの?

顎関節症イメージ

「ドライヘッド矯正」は、顔周りの筋肉の緊張をほぐすことで、顎の筋肉はもちろん、目の筋肉や首の筋肉にもアプローチを行います。その結果、口が開けやすくなったり、顎の関節が動きやすくなることが期待できます。また、眼精疲労や頭痛がある方にもおすすめの施術です。

「骨格矯正」は、片側に重心がかかりやすい方に特におすすめです。身体の歪みを整えることで、全身のバランスが調整されるだけでなく、バッグを片方の肩にかける、頬杖をつくといった癖にも変化が期待できます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

紹介イメージ

顎関節症は、日々の生活習慣の積み重ねによって引き起こされるため、1回の施術だけで痛みをなくすことは難しいです。

根本的に不調を軽減するためには、ある程度の期間をかけて通院し、少しずつ施術を受けることが大切です。顎関節症は、噛み合わせの問題や骨格の歪み、噛み方のクセなどが原因となるため、これらを整えるには継続的な施術が必要になります。

一度の施術で体の調子が良くなったと感じても、根本的な解決には至っていない場合が多いです。体のクセは日常生活の中に原因があるため、そのままにしておくと元の状態に戻りやすくなります。歪みを正常な位置に戻すためにも、定期的に整骨院へ通うことが重要です。

基本的には、週に1~2回の通院が望ましいとされています。通院の頻度は症状によって異なりますが、平均すると3~4日に1回、週2回程度のペースで施術を受ける方が多いです。

日常生活の中で身についたクセは厄介で、施術によって矯正しても、元の姿勢や歪みに戻ろうとする力が働きます。しかし、元に戻る前に再度施術を受けることで、矯正の効果を高めることが期待できます。特に初期の段階では元に戻りやすいため、集中して通院することが大切です。