股関節痛
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股関節が硬くて胡坐がかけない
足の裏を合わせてヨガやストレッチをしようとした際に股関節が硬くて柔軟が出来ない。床に座ってTVを見ようと思っても股関節が痛くて椅子に座る事が多くなってしまう。
立ち上がりで痛む
股関節が曲がった状態から股関節を伸ばした際にズキッと股関節に痛みが走ってしまう
前かがみになった際に痛くなる
靴下を履こうとした時、下に落ちた物を拾おうと腰を曲げた際に股関節に痛みが走ってしまう。
スポーツをしている時に股関節に違和感を感じる
走ったり腰を捻った際等、股関節に何かが引っかかっているような違和感
階段の上り下りで股関節が痛い
階段を上ろうと足持ち上げると股関節が痛い。階段下りた時に自分の体重が股関節にかかると痛い。 -
股関節痛に対する当院の考え
股関節周囲の痛みがあると、「坐骨神経痛」や「鼡径ヘルニア」「椎間板ヘルニア」などさまざまな要因があります。股関節が痛いからといって、股関節だけに痛みが起きてしまっている。というという事は断言ができません。
身体の歪みによって、足を持ち上げようとしても骨盤の位置が原因で足が持ち上がらず、股関節周辺の筋肉に負担がかかってしまい股関節の痛みが出てしまう事もあります。
また背中が丸まってしまう事で、身体が前かがみになってしまい本来、動けるはずの股関節の動きを制限してしまい、股関節に付着している筋肉の動きが悪くなってしまい痛みとして出ている事もあります。
まずは身体の歪みの状態を見させて頂き、股関節痛の原因を探っていきます。 -
股関節を放っておくとどうなるのか
まず股関節とは、人の身体の土台となる骨盤に「寛骨臼」というくぼみがあり、そこに太ももの骨である大腿骨の上端にある「大腿骨頭」といわれる球体がはまり込む形で関節を構成し、お尻の筋肉や足の筋肉と協調して動く事により、自由に足を前後左右に動かす事が出来ます。
股関節の痛みを放置してしまうと、股関節を動かす事と痛みが出てしまうため、日常生活で必ず行う動作である「立つ」「歩く」「座る」などの動作で股関節に痛みが出てきてしまい、日常の動作が制限されてしまい、運動不足の原因にもなってしまい、最悪の場合は寝たきり生活になってしまいます。
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股関節痛の改善方法
股関節の痛みの原因にもよりますが、
1. 股関節周囲の筋肉のストレッチ
股関節の動きを構成する筋肉が硬くなってしまうと、股関節の動きを制限させてしまい痛みの原因になってしまいます。筋肉の緊張を取り除いてあげるためにストレッチを行い筋肉の柔軟性を高めてあげることで股関節に動きが出て痛みが出ない様にする事が出来ます。
2. 股関節周囲の筋肉トレーニング
股関節の周囲にはお尻の筋肉や足を持ち上げたりする筋肉が付着しています。
この股関節周囲の筋肉のバランスが崩れてくると、お尻の筋肉は頑張っているのに足の筋肉があまり動いていないと、お尻の筋肉に負担がかかってしまい痛みの原因の一つになってしまいます。足の筋肉を鍛えてあげて動けるようにしてあげると、筋肉のバランスが保たれ痛みが出なくなります。
3. 身体の歪みの改善
身体が歪んでしまうと、本来動けるはずの筋肉の動きを制限してしまい、筋肉を使ってあげられないと筋力は落ちてきてしまい筋肉の動きのバランスが悪くなってきてしまうので身体の歪みは治してあげなければいけません。 -
股関節痛にはどんな施術メニューがおすすめですか?
股関節痛に関する当院の治療メニューは「EMS」と「筋膜ストレッチ」です。
理由は上記でも述べたように股関節の筋肉を鍛えることで負担を減らし痛みを軽減していくことができます。運動することで鍛えることもできますが、股関節が痛くて長時間歩くのが辛い。という方もいらっしゃります。なので電気を使い、体を動かさずに筋肉を鍛えていくことができる「EMS」がおすすめです。特に「中殿筋」と言われるお尻にある筋肉をを鍛えることが大切です。次に「筋膜ストレッチ」です。股関節まわりの筋肉を鍛えていくだけでなく柔軟性も必要です。そのために当院で行っている足回りを中心とした「筋膜ストレッチ」で柔らかくします。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
お尻の筋肉が鍛えられると股関節の痛みを取るだけではなく、身体の中でもお尻の筋肉は大きく筋肉自体の活動量も大きいため筋肉を動かす事で代謝も上がり、血流の流れが改善するため下半身の冷えやお困りの方や、立ち仕事などで足が浮腫みやすい。という方も改善されます。またストレッチも加わると股関節の可動域も上がる為、歩きやすくなることだけではなく、階段の上り下りが楽になり、よく躓いてしまう。という方も足がしっかりと持ち上げやすくなり躓きにくくなります。
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軽減するための施術頻度は?
改善するには週回2以上は必要です。
筋肉も1回鍛えただけでは効果が低く、少しずつ負荷を上げていってようやく効果が出てくるため長期的な時間が必要になります。
筋肉は、トレーニング後48~72時間(2日~3日)の休息が効果的とされています。休息をとらず、48時間よりも短い間隔でトレーニングを行ってしまうと、筋肉が十分に回復する前に再び筋肉が破壊されてしまうため、筋肉が成長しないうえ、疲労が蓄積して逆にケガの原因になってしまいます。
また、この時間よりも多く休むと元の状態に戻ってしまうので3日~4日に1度の頻度が1番理想的です。